【大仙市】「バイローカル大曲」で生まれた地域の人とお店の新たな出会いのカタチ!次の開催はいつ?

2025年6月7日(土)、大曲駅前で「バイローカル大曲」というイベントが開かれました。このイベントは、単に物を売るだけのお祭りではありません。お店の人とお客さんが出会い、普段の暮らしのなかで新しい繋がりを作っていくことを一番の目的にしたイベントです。バイローカル大曲一見すると、普通のマーケットイベントのようですが、バイローカルとは以下の点で大きな違いがあります。

観点 一般的なマーケットイベント バイローカル
出店者の集め方 公募型・多数応募の中から選定 主催者が独断・偏見で声をかける
目的 売上向上・にぎわい創出 商い手と生活者の関係づくり
空間演出 BGM・装飾でフェス的な雰囲気 装飾や音楽を控えた落ち着いた空気
出店スタンス イベント仕様の商品を売る 普段販売している商品を売る
+「いつもと少し違う挑戦」をする
客層 一過性の来場者・集客重視 日常に近い関係性を重視

このイベントのモデルとなったのは、大阪で10年以上続く取り組み。大阪では、バイローカルを通じて地域の価値が高まり、人やビジネスの流れが大きく変わるという成果が出ているようです。今回の主催者の一人である株式会社シービジョンズの代表取締役・東海林さんは、この仕組みを全国に広げたいという熱い想いを抱き、地元・大曲での開催を決めたそうですよ。

BuyLocal大曲

※画像提供:大仙市様

今回は初の試みでしたが、大曲の方を中心に、秋田市、美郷町、横手市、湯沢市など、県内のいろいろな場所から、20代から70代以上まで、幅広い年代の人が来場しました。運営側は「バイローカルは『地元・大曲の人に知ってもらう』ことに主軸を置いていたので、特に大曲の方々が多く足を運んでくれたのは嬉しい」とのこと。この結果は、イベントの意図を達成できた重要なポイントでしょう。バイローカル大曲参加した店舗は、カネトク酒市場、クレピース、花の店 清花などをはじめ、地元のお店が20店舗以上。来場者からは「前から食べたかったお店の味に出会えて良かった」「次回のイベントも参加したい」という声も聞かれました。バイローカル大曲主催者側によると「バイローカル大曲」が大盛況のうちに幕を閉じることができたのは、イベント実行主体の地元パートナー(地元の飲食店店主、地域おこし協力隊、株式会社シーヴィジョンズなど)の協力体制が大きかったということでした。地元パートナーの丁寧な説明によって出店者が集い、イベントコンセプトに沿った形で運営できたのだそう。バイローカル大曲今回の「バイローカル大曲」は、来場者数が約1,400人だったとのこと。第2回目は10月に予定しているようなので、今回足を運べなかった方は、ぜひ次回をお楽しみに!
■「バイローカル大曲」が開催された大曲駅前の特設会場はこちら↓

 

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